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厚中板(あつちゅういた)

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最も重量感のあるダイナミックな鋼材です。厚さ360mm、幅5,340mm、長さ30mといった巨大な鋼板の生産も可能です。用途別には、構造用鋼板、ボイラ・圧力容器用鋼板、造船用鋼板、自動車用鋼板、床用鋼板などに分類されます。

 

 

造船から陸上へ、多様に広がる

厚中板は厚みが3mm以上のものをいい、3mm以上6mm未満のものを中板、6mm以上を厚板、150mm以上を極厚板と呼ぶ。用途は土木・建築・橋梁・産業機械用、石油タンク、海洋構造物などの一般及び溶接構造用の鋼板をはじめ、造船用、ボイラ・圧力容器用、ラインパイプ用などに幅広く使われている。

曲げ、プレス、溶接性がポイント

構造用鋼板には一般用と溶接構造用があり、建築や橋梁、船舶、鉄道車両、海洋構造物の構造部材として使用される。高強度でかつ溶接性に優れたTMCP鋼板や高温特性に優れた耐火鋼などもある。
ボイラ・圧力容器用鋼板は各種ボイラや高温で使用する圧力容器、高圧設備、原子力圧力容器等に使用される。高圧に耐える強度や溶接性、強靭性が要求される。
造船用鋼板は船体を構成する外板、甲板、二重底、隔壁等に使用される。厳格な品質が要求され、組織が緻密な鋼材が使われる。
自動車用鋼板はフレーム、バンパー、車輪等に使用される鋼板で、曲げ加工性やプレス加工性、溶接性に優れるだけでなく、荷重が路面からの衝撃に耐えられる強度が要求される。
床用鋼板は仕上げの段階で表面に縞模様や鋲形などの凹凸をつけた鋼板。建築物や船舶、車両などの段差やステップなどのすべり止め、床材に使われる。