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鋼矢板(こうやいた)

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大形形鋼の一種で、凹凸状に成形加工した鋼板の両端に継ぎ手が設けられています。それをつなぎあわせて鉄の壁をつくります。主に土木建設の工事現場で土留めの仮設工事用囲いなどに使用します。工事が終了すれば引き抜いて、何回も使うことができます。

土留め仮工事などで大活躍

護岸、岸壁、防波堤、橋梁、水門の基礎など土木建設の現場で広く使用される。工事予定地盤に鋼矢板を打ち込んで壁を構築、水圧や土圧を防御し、土砂や地下水、海水などの流出入や漏洩を防止する。

継ぎ方次第で構造は自由自在

鋼矢板の断面の形には、U形、Z形、直線形、H形、鋼管形がある。継ぎ手の形も各種あり、いずれも水密性に優れている。継ぎ手の選択で円弧状、直線状など自由な壁体構造が得られる。
鋼矢板は土中に打ち込む際の圧力や腐食に耐えるものでなくてはならず、材質は炭素0.32%前後、りん、硫黄各0.04%以下、防食のために銅0.3%前後を含む。表面にポリエチレン系、ウレタン系樹脂をコーティングした重防食鋼矢板も生産されている。