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外輪(がいりん)

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鉄道車両の台車に組み込まれ、車輪の外周を包むように取り付けられた鋼製の輪を外輪といいます。自動車でいえばゴムタイヤの部分に相当し、車輪の磨耗を防ぐとともに、フランジ部がレールからの脱線を防止する役目を果たします。

 

 

車輪の磨耗を防ぐ部品で、「一体圧延車輪」が主流

外輪と台車の車軸に取り付けられる部分(輪心)がセパレートになった「組立車輪」と外輪と輪心を一体で圧延した「一体圧延車輪」があるが、鉄道の高速化、長距離走行化などによる酷使に耐える「一体圧延車輪」が主流を占める。
「一体圧延車輪」には、車両重量の軽減を図るため輪心板部を円周方向に波打たせて薄肉化した「波打車輪」、走行時の振動や騒音を緩和させる「弾性車輪」や「防音車輪」などもある。材質的には一般鋼材より炭素含有量が多い0.60〜0.75%の鋼種が使用される。