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2023年度鉄鋼輸出入実績概況

 

−−2023年度鉄鋼輸出実績概況−−

  • 2023年度の鉄鋼輸出実績(全鉄鋼ベース)は3,242万トンで、前年比0.4%増と2年ぶりの増加となった。
  • 普通鋼鋼材は 2,231万トンで、前年比3.1%増と2年ぶりの増加となった。
  • 主要品種別では、熱延広幅帯鋼(1,210万トン、同8.9%増)が3年連続、亜鉛めっき鋼板(210万トン、同0.8%増)が2年ぶりの増加となった。一方、厚板(282万トン、同5.3%減)が3年ぶり、冷延広幅帯鋼(153万トン、同1.7%減)が2年連続の減少となった。
  • 仕向け先別(全鉄鋼ベース)では、韓国(540万トン、同3.6%減)が3年ぶり、タイ(450万トン、同11.5%減)が2年連続、中国(287万トン、同17.7%減)が3年連続、台湾(160万トン、同9.3%減)が6年連続、米国(124万トン、同4.0%減)が3年ぶりの減少となった。

 

−− 2023年度普通鋼鋼材輸入速報概況−−

  • 2023年度の普通鋼鋼材輸入量は477万トンで、前年比10.6%増と3年連続の増加となり、1997年度の559万トン以来の高水準となった。
  • 主要品種別では、熱延広幅帯鋼(146万トン、同4.9%増)が2年連続、亜鉛めっき鋼板(124万トン、同25.1%増)が3年連続、冷延広幅帯鋼(87万トン、同12.9%増)が2年ぶり、厚板(44万トン、同11.8%増)が3年ぶりの増加となった。このうち亜鉛めっき鋼板は、2019年度の100万トンを抜いて過去最高となった。
  • 普通鋼鋼材の仕入れ先別では、韓国(302万トン、前年比12.9%増)が2年連続、台湾(86万トン、同3.3%増)が2年連続、中国(79万トン、同13.5%増)が3年連続の増加となった。このうち中国からの輸入は、2004年度の75万トンを抜いて過去最高となった。

 

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