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横断歩道と車道を立体的に分離して交通事故を未然に防止しようとするものです。歩道橋にはこのほか河川、鉄道などの歩行者専用横断歩道橋や公園、遊園地、ゴルフ場などの場内施設として作られた軽量級の橋もあり、これらを総称して「歩道橋」といいます。
隔たった場所にいる双方の間で、言葉や文字によらずあらかじめ定められた形象(符号)を用い、視覚(形、色)、聴覚(音)等により相手方に伝達を図るものの総称です。道路交通等では灯火式の信号機をいいます。
わが国における防護柵は、種別、形式、構造諸元が「防護柵の設置基準・同解説」(社団法人 日本道路協会)および「車両用防護柵標準仕様・同解説」(社団法人 日本道路協会)に規定されており、用途、目的、設置場所に応じて適切なタイプが選定できるようになっています。
適度な剛性とじん性を有する波形断面のビームおよび支柱により構成しています。ビーム形状には従来の2山型に高強度対応の3山型と景観性に配慮した1山型があります。
路側用
分離帯用
適度な剛性とじん性を有する複数のパイプビームと支柱で構成しています。
歩車道境界用
弾性域内で働く複数のケーブルと適度な剛性、じん性を有する支柱で構成しています。
高い剛性とじん性を有する角形鋼管と比較的強度が弱い支柱で構成しています。表裏がないため分離帯用としての使用が有効です。
覆工板は、地下鉄工事等の路面覆工のほか、仮桟橋、仮設橋の鋼製床版として用いられています。覆工板の大きさは、幅0.75m〜1.00m、長さ2.0m、3.0mのタイプがあり、施工状況に応じて使い分けています。
わが国の標識は案内、警告、指示、規制の本標識と補助標識で構成されています。また、これらの設置者は、案内・警告標識は道路管理者、指示標識は公安委員会、規制標識は内容によって両者が分担する二元管理となっています。標識板には鋼板、アルミ板、合成樹脂板などが使用されており、そのうち鋼板が約21%、アルミ板が約78%を占めています。支柱は鋼管柱、圧延形鋼(H形鋼、山形鋼、溝形鋼)、軽量形鋼、鉄筋コンクリート柱などがあり、鋼管柱が約90%を占めています。
道路整備の進歩に伴い、交通騒音の低減は道路沿線に居住している住民の生活環境を保護する上で大きな社会的要求となっています。交通騒音を低減するための最も一般的な方法は、道路の両側に壁を設置して騒音を吸収、遮断する方法であり、通常、遮音壁もしくは防音壁と呼ばれています。防音壁はパネルと支柱(H形鋼)から構成されており、橋梁部は2mスパン、土工部は4mスパンが標準です。パネルには、コンクリート製と金属製のものがあり、前者は遮音性能と経済性に優れ、土工部に広く使用され、後者は吸音性能が高く、軽量であるという特長を有し、土工部・橋梁部ともに使用されています。
道路照明の歴史は古く、わが国では江戸時代までさかのぼることができます。しかし、実質的な道路照明となると明治時代に入ってから設置されたガス灯によるものが、その始まりといえます。当初は防犯を主体にして設置していた道路照明はその後交通事故の防止に重点をおいて、設置されるようになってきました。照明方式は種々な分け方があり、構造形式を主体に行なうと、 1)ポール式、2)ハイポール式、3)高欄式、4)カテナリー式、5)共架式となり、地形、環境に応じて、最も適した方式が採用されています。
立入防止柵は用地内への侵入、危険個所への立入りを抑制するための施設です。日本道路公団では「土木工事共通仕様書」で、金網、有刺鉄線などを使用する六つの種別が規定されています。形状寸法は高さ1500mm、柱間隔2000mmが一般的です。
眩光防止施設は夜間に対向車道を走行中の車両がおよぼす眩光を防止する目的で設置されています。眩光防止施設としては一般的にルーバー式のものとエキスパンドメタル式のものがあります。
コンクリート舗装には、その上を通過する車両等の輪荷重による曲げ応力と、表面と下面の温度差による繰り返しの熱応力を生じます。また、ひびわれが入っても供用性を失わさないように溶接金網等を埋込んで、補強する方法が一般的に用いられています。
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横断歩道橋
1.横断歩道橋
横断歩道と車道を立体的に分離して交通事故を未然に防止しようとするものです。歩道橋にはこのほか河川、鉄道などの歩行者専用横断歩道橋や公園、遊園地、ゴルフ場などの場内施設として作られた軽量級の橋もあり、これらを総称して「歩道橋」といいます。
交通信号
2.交通信号
隔たった場所にいる双方の間で、言葉や文字によらずあらかじめ定められた形象(符号)を用い、視覚(形、色)、聴覚(音)等により相手方に伝達を図るものの総称です。道路交通等では灯火式の信号機をいいます。
防護柵
わが国における防護柵は、種別、形式、構造諸元が「防護柵の設置基準・同解説」(社団法人 日本道路協会)および「車両用防護柵標準仕様・同解説」(社団法人 日本道路協会)に規定されており、用途、目的、設置場所に応じて適切なタイプが選定できるようになっています。
3.ガードレール
適度な剛性とじん性を有する波形断面のビームおよび支柱により構成しています。ビーム形状には従来の2山型に高強度対応の3山型と景観性に配慮した1山型があります。
路側用
分離帯用
4.ガードパイプ
適度な剛性とじん性を有する複数のパイプビームと支柱で構成しています。
路側用
歩車道境界用
5.ガードケーブル
弾性域内で働く複数のケーブルと適度な剛性、じん性を有する支柱で構成しています。
路側用
6.ボックスビーム
高い剛性とじん性を有する角形鋼管と比較的強度が弱い支柱で構成しています。表裏がないため分離帯用としての使用が有効です。
分離帯用
路面覆工
7.覆工板
覆工板は、地下鉄工事等の路面覆工のほか、仮桟橋、仮設橋の鋼製床版として用いられています。覆工板の大きさは、幅0.75m〜1.00m、長さ2.0m、3.0mのタイプがあり、施工状況に応じて使い分けています。
8.標識
わが国の標識は案内、警告、指示、規制の本標識と補助標識で構成されています。また、これらの設置者は、案内・警告標識は道路管理者、指示標識は公安委員会、規制標識は内容によって両者が分担する二元管理となっています。標識板には鋼板、アルミ板、合成樹脂板などが使用されており、そのうち鋼板が約21%、アルミ板が約78%を占めています。支柱は鋼管柱、圧延形鋼(H形鋼、山形鋼、溝形鋼)、軽量形鋼、鉄筋コンクリート柱などがあり、鋼管柱が約90%を占めています。
9.遮音壁
道路整備の進歩に伴い、交通騒音の低減は道路沿線に居住している住民の生活環境を保護する上で大きな社会的要求となっています。交通騒音を低減するための最も一般的な方法は、道路の両側に壁を設置して騒音を吸収、遮断する方法であり、通常、遮音壁もしくは防音壁と呼ばれています。防音壁はパネルと支柱(H形鋼)から構成されており、橋梁部は2mスパン、土工部は4mスパンが標準です。パネルには、コンクリート製と金属製のものがあり、前者は遮音性能と経済性に優れ、土工部に広く使用され、後者は吸音性能が高く、軽量であるという特長を有し、土工部・橋梁部ともに使用されています。
照明
道路照明の歴史は古く、わが国では江戸時代までさかのぼることができます。しかし、実質的な道路照明となると明治時代に入ってから設置されたガス灯によるものが、その始まりといえます。当初は防犯を主体にして設置していた道路照明はその後交通事故の防止に重点をおいて、設置されるようになってきました。照明方式は種々な分け方があり、構造形式を主体に行なうと、
1)ポール式、2)ハイポール式、3)高欄式、4)カテナリー式、5)共架式となり、地形、環境に応じて、最も適した方式が採用されています。
10.照明柱
11.照明塔
立入防止柵
立入防止柵は用地内への侵入、危険個所への立入りを抑制するための施設です。日本道路公団では「土木工事共通仕様書」で、金網、有刺鉄線などを使用する六つの種別が規定されています。形状寸法は高さ1500mm、柱間隔2000mmが一般的です。
12.ネットフェンス
眩光防止施設
眩光防止施設は夜間に対向車道を走行中の車両がおよぼす眩光を防止する目的で設置されています。眩光防止施設としては一般的にルーバー式のものとエキスパンドメタル式のものがあります。
13.エキスパンドメタル
舗装補強材
コンクリート舗装には、その上を通過する車両等の輪荷重による曲げ応力と、表面と下面の温度差による繰り返しの熱応力を生じます。また、ひびわれが入っても供用性を失わさないように溶接金網等を埋込んで、補強する方法が一般的に用いられています。
14.スチールファイバー
15.溶接金網
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