BCR、BCPは、SN規格の制定に伴い、新しく規格化された冷間成形角形鋼管で、製法によりBCRとBCPの2種類の規格があります。
BCRとBCPはそれぞれ、冷間ロール成形角形鋼管、冷間プレス成形角形鋼管の規格名で、日本鉄鋼連盟の製品規格にもとづき製造されています。
BCRは、圧延コイルを連続的に円形にフォ−ミングし、シーム部を抵抗溶接し、円形の鋼管とした後、4方向からサイジングし角形鋼管に成形するものです。
一方、BCPは、厚板をプレスにより曲げ加工し、シーム部をサブマージアーク溶接して製造します。
BCR、BCPの規格は、SN規格に準拠しています。具体的には、化学成分は、Mn、Nのみ、SN材と差異がありますが、それ以外はSN材と同じです。
BCRは、平坦部も冷間加工を受け、強度が上昇するので、Mn含有量の下限値をはずしています。また、Nの規定は冷間加工による時効硬化の影響を低減するために設けられました。
溶接性の尺度としてのCeq ,PCM は、SN材と同じです。
機械的性質については、降伏点などSN材と同じです。BCP235とBCP325はそれぞれSN400,SN490に対応しています。ただし、SN材、STKR材は、引張強さの下限値を名称に取り込んでいますが、BCR、BCPは降伏点の下限値を名称に取り込んでいます。
寸法許容差は、従来のSTKRに比べ、厳しくなっています。また、角部のR形状は、各メーカーが、標準値を目標にして製造することになっています。
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