ホーム > 業界の取り組み > 地球温暖化対策 > 鉄鋼業界の取り組み > 日中鉄鋼業環境保全省エネ先進技術交流会 > 第2回日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会の概要
日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会は、11月1〜2日、大分県別府市において「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」を開催しました。 2005年7月に両国鉄鋼業の経営トップ層をはじめとした総勢200名の参加のもと「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」が北京において開催され、その際、両国で交わされた覚書に基づく専門家交流会として実施されました。 両国鉄鋼業の健全な発展を図るとともに、資源の有効利用や環境保全を進める観点から、こうした分野における専門家が集まり関連技術や取り組み状況等について発表、討議を通じて交流を深めました。
●本専門家交流会の各講演に先立ち、日本鉄鋼連盟 市川専務理事の開会宣言に続き、日本側から環境・エネルギー政策委員会 関澤委員長(新日本製鐵副社長)、中国側から李世俊団長(中国鋼鉄工業協会 副秘書長)による代表者挨拶が行われました。
●講演は、日本側から6件、中国側からは5件が行われ、とりわけ中国側からの要望が強かった、1)「鉄鋼生産プロセスにおける可燃ガス及び排熱回収利用技術」、2)「鉄鋼生産プロセスにおける副産物(スラグ、ダスト等)回収利用技術」、3)「水資源回収利用技術」、4)「廃棄物(廃プラ・廃タイヤ等)利用技術」を中心に専門家による活発な質疑応答が交わされるなど、日本のこうした技術に対する中国側の関心の高さが窺われました。
●また、基調講演では、APP鉄鋼タスクフォース議長の経済産業省製鉄企画室 立石室長が同タスクフォースの概要について説明し、中国側へAPPに対する理解と今後の積極的な取り組みを呼びかけました。
●2日目のモデレーターによる総括において、李世俊団長からは今回の専門家交流会が行き届いた準備のもと大変充実したものであったとの謝辞とともに、以下の3点が提案され、今後両国にて調整していくこととしました。
●本専門家交流会の一環として実施された新日本製鐵大分製鐵所における環境・省エネ施設の見学会においても熱心な討議が行われました。
●歓迎レセプションでは大分県より石川副知事のご臨席のもと広瀬知事からのご挨拶をいただきました。
●全体を通して極めて専門的で質の高い議論が交わされ、本交流会の継続の意義が改めて確認されるものとなりました。
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日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会は、11月1〜2日、大分県別府市において「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」を開催しました。
2005年7月に両国鉄鋼業の経営トップ層をはじめとした総勢200名の参加のもと「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」が北京において開催され、その際、両国で交わされた覚書に基づく専門家交流会として実施されました。
両国鉄鋼業の健全な発展を図るとともに、資源の有効利用や環境保全を進める観点から、こうした分野における専門家が集まり関連技術や取り組み状況等について発表、討議を通じて交流を深めました。
●本専門家交流会の各講演に先立ち、日本鉄鋼連盟 市川専務理事の開会宣言に続き、日本側から環境・エネルギー政策委員会 関澤委員長(新日本製鐵副社長)、中国側から李世俊団長(中国鋼鉄工業協会 副秘書長)による代表者挨拶が行われました。
●講演は、日本側から6件、中国側からは5件が行われ、とりわけ中国側からの要望が強かった、1)「鉄鋼生産プロセスにおける可燃ガス及び排熱回収利用技術」、2)「鉄鋼生産プロセスにおける副産物(スラグ、ダスト等)回収利用技術」、3)「水資源回収利用技術」、4)「廃棄物(廃プラ・廃タイヤ等)利用技術」を中心に専門家による活発な質疑応答が交わされるなど、日本のこうした技術に対する中国側の関心の高さが窺われました。
●また、基調講演では、APP鉄鋼タスクフォース議長の経済産業省製鉄企画室 立石室長が同タスクフォースの概要について説明し、中国側へAPPに対する理解と今後の積極的な取り組みを呼びかけました。
●2日目のモデレーターによる総括において、李世俊団長からは今回の専門家交流会が行き届いた準備のもと大変充実したものであったとの謝辞とともに、以下の3点が提案され、今後両国にて調整していくこととしました。
●本専門家交流会の一環として実施された新日本製鐵大分製鐵所における環境・省エネ施設の見学会においても熱心な討議が行われました。
●歓迎レセプションでは大分県より石川副知事のご臨席のもと広瀬知事からのご挨拶をいただきました。
●全体を通して極めて専門的で質の高い議論が交わされ、本交流会の継続の意義が改めて確認されるものとなりました。