ホーム > 業界の取り組み > 鉄鋼製品と適用技術 > 橋梁 > 高性能鋼 > 耐ラメラテア鋼
ラメラテアは、十字継手、T継手、角継手などの板厚方向に引張応力を受ける溶接継手で鋼板表面に平行な割れが発生する現象ですが、その発生原因には単に非金属介在物(主にMnS)を起点とするものの他、ルート割れが起点となるものなどがあります。 近年、鋼構造物の大型化かつ複雑化に伴い、拘束の厳しい溶接継手により板厚方向に大きな引張応力を受ける部材を採用するケースが多くなっています。このような構造部材には耐ラメラテア鋼の使用が推奨されています。
ラメラテア発生状況図
耐ラメラテア性確認の一般的な簡便法としては、板厚方向の引張試験における絞り値と鋼中のS(硫黄)量の組み合わせで評価されます。
JIS G 3199による耐ラメラテア鋼の板厚方向の絞り値
耐ラメラテア鋼の適用箇所の例
高性能網へ戻る
ページの先頭へ
概要
ラメラテアは、十字継手、T継手、角継手などの板厚方向に引張応力を受ける溶接継手で鋼板表面に平行な割れが発生する現象ですが、その発生原因には単に非金属介在物(主にMnS)を起点とするものの他、ルート割れが起点となるものなどがあります。
近年、鋼構造物の大型化かつ複雑化に伴い、拘束の厳しい溶接継手により板厚方向に大きな引張応力を受ける部材を採用するケースが多くなっています。このような構造部材には耐ラメラテア鋼の使用が推奨されています。
ラメラテア発生状況図
材料特性
耐ラメラテア性確認の一般的な簡便法としては、板厚方向の引張試験における絞り値と鋼中のS(硫黄)量の組み合わせで評価されます。
JIS G 3199による耐ラメラテア鋼の板厚方向の絞り値
以下
以下
以下
適用例
耐ラメラテア鋼の適用箇所の例
高性能網へ戻る