「第19回 LCA日本フォーラム表彰」での奨励賞の受賞について

　一般社団法人日本鉄鋼連盟は、「第19回 LCA日本フォーラム表彰」(主催：LCA日本フォーラム、後援：経済産業省 ／ 日刊工業新聞社)において、「奨励賞」を受賞し、昨日2月1日（水）、都市センターホテル（東京都千代田区）にて表彰式及び記念講演が開催されました。

　「LCA日本フォーラム表彰」は、製品のライフサイクルという観点から環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者などを対象に、ライフサイクルアセスメント（LCA）の実施に取り組む、もしくは積極的に活用する企業を表彰する制度です。
当連盟としては、2018年度の「第15回LCA日本フォーラム表彰」における「経済産業省産業技術環境局長賞」受賞以来、3回目の受賞となります。

　鉄鋼は非常に高強度で、何度でも、何にでもリサイクルされており、ライフサイクル全体での環境負荷が低い素材であるにもかかわらず、そうした特性や、リサイクル性について一般的に十分に認識されていない傾向があります。

　そこで、当連盟では、特に将来を担う若い世代およびその保護者等の世代を主対象に据え、リサイクル性をキーワードとして、鉄鋼製品のLCAでの考え方を「分かりやすく」、「親しみやすい」形で伝えることを目的に、SNSの活用やアニメーション動画での視覚的な訴求、小中学生にもなじみのある人気著名人を起用した企画等を通じ広報活動に取り組みました。

　このような取り組みについて、この度、「鉄鋼のLCAに関する広報活動」として「第19回 LCA日本フォーラム表彰」にて「奨励賞」を受賞いたしました。

　今回の受賞にあたり、当連盟のLCAに関する諸活動にご尽力いただいた関係の皆様に厚く御礼申し上げます。当連盟では、今後も、鉄鋼製品のLCAの普及・啓発に努め、鉄鋼製品を通じて地球規模でのカーボンニュートラルに向けた取り組みをより一層推進してまいります。

　＜ご参考＞
　　第19回 LCA日本フォーラム表彰について
　
　　鉄鋼のLCAに関する広報活動特設サイト：「鉄はくるくるリサイクル」　



　　　■　表彰式の様子

（左：礒原豊司雄　日本鉄鋼連盟LCA検討WG主査）
右：稲葉敦　LCA日本フォーラム会長）





礒原主査による講演の様子

 

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