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日本鉄鋼連盟とタイ工業規格局(TISI)及びタイ鉄鋼協会(ISIT)の間でJISの著作権使用に関する覚書を締結

 当連盟では日タイ鉄鋼技術協力事業の一環として「鋼材規格関連指導事業」を展開し、タイでの鋼材規格策定やタイ鉄鋼協会(ISIT)が保有する試験所の検査体制強化への支援等を行っております。タイにおいては、標準化されている鋼材のTIS規格(タイ工業規格)の多くにJIS規格(日本産業規格)の内容が基本として用いられている中、鉄鋼連盟標準化センターが保有する鋼材JIS規格の著作権について使用許諾を取り交わしたいとのタイ工業規格局(TISI)からの要望を受け、技術協力事業の実施と並行して覚書締結に向け調整して参りました。
 この度、タイ側と合意に至り、去る6月10日に当連盟とタイ工業規格局(TISI)及びタイ鉄鋼協会(ISIT)の間でJISの著作権使用に関する覚書が文書交換により締結され、7月25日、オンライン署名式を開催し、盛況裡に終了致しました。


(鉄鋼連盟標準化センター寺澤事務局長とTISI Banjong Sukreeta長官)


(鉄鋼連盟標準化センター寺澤事務局長とISIT Wirote Rotewatanachai代表)



(出席者一同の写真)


 この覚書では以下の事項が盛り込まれ、これまで鉄鋼技術協力事業を通じて、当連盟がTISI/ISITと構築してきた友好関係の更なる深化、及び鋼材のTIS規格とJIS規格の親和性向上が期待されます。

 〇 一定条件のもとでTISIに対してJIS鋼材規格の著作権使用を許諾すること
 〇 ISITがタイ工業規格(TIS)の英語版を発行すること
 〇 TISIがTIS鋼材規格の年間策定・改訂計画を当連盟に開示すること
 〇 TISI/ISIT/当連盟各機関の窓口を特定し、情報交換を促進すること

 これからも当連盟はタイ規格当局およびタイ鉄鋼業界とのかけ橋となり、鋼材規格標準化の協力を通じて、両国鉄鋼業界の相互利益、持続的な発展に貢献して参ります。


本件に関するご連絡/お問合せ先:

一般社団法人日本鉄鋼連盟 総務部 総務・秘書・広報グループ
TEL:03-3669-4822  

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