「第4回　鉄の丸公園1丁目　出張教室」開催について

　日本鉄鋼連盟は12月9日（日）、福島県須賀川市のふくしま森の科学体験センター（ムシテックワールド）にて「第4回 鉄の丸公園１丁目 出張教室」を開催しました。

　日本鉄鋼連盟は科学技術館(東京都千代田区)に鉄鋼展示室「鉄の丸公園１丁目」を出展しており、特に鉄に関連した実験や工作を毎日実施する常設ワークショップは、小学生を中心とする来館者の人気を集めています。

　本イベントは、「ものづくり教育」の輪を広げ、より多くの子供たちに鉄への興味・関心を持ってもらうことを目的に、平成21年度から各地の科学館でワークショップのプログラムを出張形式で実施しているもので、灘浜サイエンススクエア（兵庫県）、さいたま市青少年宇宙科学館（埼玉県）、所沢航空発祥記念館（埼玉県）に続き、今回が４回目の開催です。

　今回の出張教室では、科学技術館の演示・実験スタッフによる工作教室「減摩合金を使ってアクセサリーを作ろう」を開催し、小学校2〜6年生の児童が参加した他、鉄の性質を楽しく学べるサイエンスショーには幼児から大人まで多くの方が参加しました。また、工作教室のプログラムについては、ムシテックワールドが独自に開催できるように、スタッフに対しプログラム実施ノウハウの講習を実施しました。

　工作教室に参加した子どもたちは、溶けた金属を自分のデザインした型に流しこみオリジナルのアクセサリーを制作する作業に夢中で取り組みました。また、サイエンスショーに参加した子どもたちは鉄でできたものだけが磁石にくっつく様子や、スチールウールが酸素の中で勢いよく燃え上がる様子に目を輝かせていました。

　参加者からは「自分で考えた猫や魚のデザイン通りにアクセサリーができてうれしい」、「茶色のクレヨンやカイロには鉄が含まれていて、磁石にひきつけられることにびっくりした」との感想が寄せられ、本イベントは盛況のうちに終了しました。

 

　　　　

　　　　　＜工作教室の様子＞　　　　　　　　　＜完成したアクセサリーと記念撮影＞　　　　　　　　＜サイエンスショーの様子＞

 

 

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