「第2回　鉄の丸公園1丁目　出張教室」開催について

　日本鉄鋼連盟は9月26日（日）、さいたま市のさいたま市青少年宇宙科学館にて「第2回 鉄の丸公園１丁目 出張教室」を開催しました。

　本イベントは、より多くの子どもたちが鉄への興味・関心を持てるよう、昨年から全国各地で「ものづくり教育」の輪を広げていくことを目的に開催しています。2回目である今回より、科学技術館(東京都千代田区)鉄鋼展示室「鉄の丸公園１丁目」にて実施している工作教室「鋳物でアクセサリーをつくろう〜減摩合金を使って〜」に加え、鉄の性質を楽しく学べる実験教室を、それぞれ2回実施しました。工作教室にはさいたま市の小学校4〜6年の生徒が28名（各回14名）が、実験教室には3歳から中学生まで80人以上（各回40人程度）が参加しました。

　工作教室に参加した子どもたちは、先生の説明に熱心に耳を傾け、鉄鋼ボランティア（鉄連会員の現役、OB等で構成されているボランティア）の手を借りながら、世界で一つしかない自分オリジナルのアクセサリーを制作しました。実験教室に参加した子どもたちは、他の金属と違って鉄だけが磁石にくっつく様子や、酸素と結びついて勢いよく燃え上がる様子に目を輝かせていました。

　参加した子どもたちからは「溶けた減摩合金があんなに早く固まるなんて思ってもみなかった」、「スチールウールが激しく燃えることにびっくりした」との感想が寄せられ、本イベントは盛況のうちに終了しました。

　

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