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トピックス

第4回「学校施設のリニューアル全国研修会」 〜既存校舎の耐震改修コストと再生への課題〜

東京開催:2006年3月1日(水)/福岡開催:2006年3月8日(水)

開催目的

 (社)日本鉄鋼連盟「次世代学校施設委員会」より(社)日本鋼構造協会への研究委託に基づき、平成13年9月、学校建築の第一人者である東京都立大学名誉教授 長倉康彦氏を委員長とする「鋼構造による学校施設研究委員会」<鋼構造学校施設−21プロジェクト>が発足しました。同研究委員会は、大きく変貌する学習環境や学校を取り巻く社会環境の変化を踏まえた「21世紀における学校施設」のあるべき姿を目標に、全国に多く存在している標準設計(校舎の場合昭和25年制定)にもとづいた古い学校施設のリニューアルを推進するための調査研究を重ねてきました。

第一次検討となる平成14年度は、北側片廊下型に代表される既存の古いRC造校舎に対して耐震補強を実施するとともに、余裕教室などを活用しながら学習環境の変化に対応した多目的スペース等の設置を行うことで、全面的に新改築させた学校施設に比肩し得る鋼構造による「学校校舎のリモデルプラン」を提案しました。

第二次検討の平成15年度は、学校活動のほか、災害時の避難所だけでなく地域開放の場としての機能要求が高まる既存体育館のリモデル計画の検討を行うとともに、校舎のリモデルに伴うトイレ廻りのシステム研究を実施しました。

第三次検討の平成16年度は、「学校施設のリニューアル・マニュアルの策定」に取り組み、学校施設の現況把握、リニューアルの目標設定と評価を柱とした実践的なマニュアルづくりとそのマニュアルに沿った実施設計例の提示を行いました。

これらの研究を踏まえ、今年度は、学校施設の耐震改修工事費の特性について、(財)建設物価調査会総合研究所と共同研究を行い、改修コストの分析を行いました。この結果とともに、これまでの研究成果に基づいた新たな学校施設計画の事例が用意できましたので、学校施設リニューアルの一層の普及と向上を図るべく、第3回開催に引き続き、報告会を行うことに致しました。

主催
社団法人 日本鉄鋼連盟
後援
文部科学省、全国公立学校建築技術協議会
協賛

 社団法人 日本鋼構造協会 (予定)

開催運営
学校施設リニューアル普及委員会(構成メンバー 日本鉄鋼連盟「次世代学校施設委員会」・ボイックス株式会社「月刊スクールアメニティ」編集部)
参加対象者
地方公共団体学校施設技術者、教育委員会学校施設担当者、学校管理者、学校法人施設管理担当者、設計事務所、コンサル及び建築業者
申込方法
開催運営事務局のホームページから申し込み。※先着順
申込フォーム
お問合せ先
下記、開催運営事務局まで
ボイックス株式会社「月刊スクールアメニティ編集部」
〒108-0014 東京都港区芝4-13-3エフアイビル8F
TEL/03-3769-5321 FAX/03-3769-5327
http://www.voi-x.com
参加料
無料 ※配付資料代 1,000円
その他
1.事前登録制です。申し込み完了後、参加登録証を郵送またはファックスいたします。
2.会場の都合上、定員に達し次第締切らせていただきます。
開催日・開催地
東京開催日 2006年3月1日(水)
福岡開催日 2006年3月8日(水)
会場

東京会場:新宿住友ホール
〒163-0290 東京都新宿区西新宿2-6-1
TEL.03-3560-6812

福岡会場:福岡県中小企業振興センター
〒812-0011 福岡市博多区吉塚本町9-15
TEL.092-622-0011

時間割・科目・講師
時間
区分
内容
12:30
開場
 
13:00
基調講演
学校施設のリニューアル研究の成果について
● 東京都立大学 名誉教授
長 倉 康 彦 氏
13:30
講演1

(文部科学省講演)
学校施設整備の現状と課題
● 文部科学省大臣官房
文教施設企画部担当官
14:15
講演2
学校施設整備の耐震補強に関するコスト分析
● 財団法人 建設物価調査会 総合研究所 課長
橋 本 真 一 氏
15:15
休憩
15:30
講演3
学校施設リニューアル研究に基づいた 学校建築計画事例の紹介
● 熊本大学 工学部 環境システム工学科 教授
牧 野 雄 二 氏
16:15
講演4
鋼構造の特徴を活かした学校施設の提案
● 次世代学校施設委員会
16:45
閉会
 

※講演者ならびに講演順番等、都合により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

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