EUにおける日本製方向性電磁鋼板に関するアンチダンピング措置延長調査の決定について

2022年1月18日
一般社団法人日本鉄鋼連盟
会長　橋本　英二

（英文はこちら）

　欧州委員会は1月17日、日本製方向性電磁鋼板に対するアンチダンピング措置延長調査の結果、同措置を継続する旨の官報公示をしました。

　日本鉄鋼業界は、措置延長調査への対応を通じ、日本製方向性電磁鋼板に対するアンチダンピング措置が撤廃されても、EU域内産業に対し損害の存続または再発をもたらさないことを主張してきました。

　欧州委員会がこれらの主張を退け、アンチダンピング措置継続を決定したことは、不適切と言わざるを得ず遺憾です。

　日本鉄鋼業界としては、決定の詳細を精査し、今後の対応を検討する所存です。

　以上

　

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