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会長コメント

鉄鋼過剰生産能力に関するグローバル・フォーラムへの取組みについて

2019年10月29日
一般社団法人日本鉄鋼連盟
会長 北野 嘉久

(英文はこちら)


 鉄鋼過剰生産能力に関するグローバル・フォーラムの設立および活動において常に日本政府には主導的役割を果たして頂きました。特にこの1年は議長国としてフォーラムでの取組みの進展やこの12月で設置期限を迎えるフォーラムの延長に向けたコンセンサス醸成のため、これまでにも増してご尽力頂いたことに深く敬意を表します。

 

 10月26日に開催された閣僚会合において、フォーラムの延長に関するコンセンサスが得られなかったことは非常に残念ですが、大多数のメンバーが、フォーラムの機能と成果を高く評価し、世界の鉄鋼市場の現状と見通しに照らして、その取組みの継続に合意したことは心強く存じます。

 

 過剰生産能力問題は継続的に取り組むべき課題であり、世界経済の減速に伴い先行き不透明感が強まりつつある中、世界の鉄鋼業が将来に亘って健全な発展を続けていくために、日本鉄鋼業界はこれからも関係国・地域との連携・協力を惜しまない所存です。

 


 以上

 

本件に関するご連絡/お問合せ先:
一般社団法人 日本鉄鋼連盟 総務部 総務・秘書・広報グループ TEL:03-3669-4822

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