ホーム > ニュースリリース > 会長コメント > COP18の結果について

会長コメント

COP18の結果について

2012年12月10日
一般社団法人日本鉄鋼連盟
会長 友野  宏

 COP18において、『ドーハ気候ゲートウェイ』が採択され、2020年以降の全ての主要排出国が参加する新たな国際枠組みの構築等に向け、2015年までの交渉スケジュールが合意されたことは、今後に向けて着実な一歩を踏み出したものと評価します。

 また、我が国官民の積極的な働きかけもあり、日本が提案している二国間オフセット・クレジット制度を含む様々なアプローチを実施するための「枠組み」について作業計画を進めていくことが決定されたことについても評価します。

 今後、政府は、様々な矛盾が内在し、各方面から厳しい批判がなされている「革新的エネルギー・環境戦略」を根本から見直し、「S+3E(安全性確保+エネルギーの安定供給、経済性、環境適合性)」を重視した、現実的なエネルギー戦略を再構築したうえで、表裏一体である地球温暖化対策を検討されることを強く望みます。

 我が国鉄鋼業界としては、引き続き3つのエコ(エコプロセス、エコプロダクト、エコソリューション)を通じて、真に実効性のある地球温暖化対策に積極的に取り組んでいく所存です。



以上

本件に関するご連絡/お問合せ先:
一般社団法人 日本鉄鋼連盟 総務本部 広報グループ TEL:03-3669-4822

ページの先頭へ