銑鉄を運ぶトーピードカー

大型高炉(こうろ)の底部には4〜5か所の出銑口があり、そこから火の河のように銑鉄(せんてつ)が流れ出します。高炉から出た銑鉄は、溶けたままラグビーボールのような形の貨車(トーピードカー)などに積まれ、けい素やりん、硫黄を除去する溶銑予備処理(ようせんよびしょり)という工程を経て製鋼工場(せいこうこうじょう)に運ばれます。