今から150億年前にビッグバンという大爆発があって宇宙が誕生しました。そのとき、いろいろな元素が生まれたのですが、鉄は最後に登場します。そして46億年前に宇宙に飛び散っていた鉄が重力で集まり、地球が生まれました。地球の重さの約三分の一を占め、地球はまさに鉄のかたまりなのです。鉄は重いので地球ができるときに沈み、中心部(コア)にいくほど量も多いのですが、地表に残ったものもあります。それが鉄鉱石です。