高炉の底からは熱い銑鉄が出てきます。この溶けた銑鉄を製鋼工場へ運ぶ貨車をトーピードカー(溶銑車・ようせんしゃ)といいます。ラグビーボールのような特別な形をした貨車には、約150トンもの銑鉄を入れて運ぶことができます。また運ぶだけでなく、銑鉄に含まれているけい素やリン、イオウといった不純物を取り除く処理もします。