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第3回サステナブルスチールセミナーの開催について

鉄鋼業界のカーボンニュートラルに向けた取り組み

開催趣旨

 日本鉄鋼連盟では「地球温暖化防止」「循環型社会の構築」「自然との調和」などに貢献する鋼材の優れた環境性能をご理解いただくため、建設に携わる方々を広く対象に「サステナブルスチールセミナー」を開催しております。

 今回は鉄鋼業界のカーボンニュートラルへの取り組みについて、「GX」や「LCI」、「スラグの活用」などのキーワードから構成したプログラムで講演いたします。 ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。


講演内容・講師

1. -基調講演-  鉄鋼業のGXに向けた現状と課題
    
経済産業省 製造産業局 金属課 総括補佐 高木 駿平

 鉄鋼業をはじめとする産業の脱炭素化は、重要な政策テーマの一つである。ここでは、最近の政府内でのGXに関する議論の動向や鉄鋼業のGX実現に向けた課題についても紹介する。

2. −講演−   日本鉄鋼業におけるカーボンニュートラルの実現に向けた取り組み
    日本鉄鋼連盟 建設環境研究会 副委員長 平川 智久

 日本鉄鋼連盟は、我が国の2050年カーボンニュートラルという大きな方針の下、その実現に向け着実に取組みを進めている。また、その取組みの過程においても低炭素鋼材を市場へ供給すべくマスバランス方式を適用したグリーンスチールに関するガイドラインを整備し、会員各社は既にグリーンスチールの供給を開始している。本講演ではこれらの取組みの内容と現在の状況を紹介するとともに、鉄のリサイクル効果を反映した鉄鋼製品のLCI手法の考え方も解説する。

3. −講演−    リサイクル効果を反映したLCI手法論 〜様々な素材への適用可能性〜
     東京大学先端科学技術研究センター 准教授 醍醐 市朗

   リサイクル効果を反映した鉄鋼製品のLCI手法論は、既に規格化されている。しかしながら、同手法論を他の素材へ適用する際には、鉄鋼材の高いリサイクル性を有するものの、それぞれの素材のリサイクルの状況を反映した手法にする必要がある。本講演では、多様な素材へ適用可能な一般的なリサイクル効果を反映したLCI手法論の開発の現状を、様々な素材への適用例を交えて解説する。

4. −講演−    盛土災害の防止に役立つ鉄鋼スラグの活用法
     建設工学研究所 代表理事 (神戸大学 名誉教授) 澁谷 啓

  2021年7月に熱海市伊豆山で発生した大惨事を二度と繰り返さないために、盛土等による災害から国民の生命・身体を守るため、盛土等を行う土地の用途やその目的にかかわらず、危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制する「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称「盛土規制法」が、令和5年5月から施行された。本講演では、盛土が壊れる原因とシナリオを明らかにした上で、鉄鋼スラグを土に混合することで降雨と地震に強い盛土になることを事例研究を交えて紹介する。

日時

2024年9月10日(火) 13:30〜16:45

開催方法

ライブ配信(9/17〜10/1でアーカイブ配信あり)

主催

一般社団法人 日本鉄鋼連盟

後援(予定)

   

        国立研究開発法人 土木研究所国立研究開発法人 建築研究所

        公益社団法人 土木学会公益社団法人 地盤工学会公益社団法人 日本建築家協会

        公益社団法人 日本建築士連合会一般財団法人 日本建築センター一般財団法人 鋼管杭・鋼矢板技術協会

        一般財団法人 サステナブル経営推進機構一般財団法人全国鐵構工業協会一般財団法人 全国建設業協会

        一般財団法人 鉄骨建設業協会一般財団法人 日本橋梁建設協会一般財団法人 日本建設業連合会

        一般財団法人 日本建築学会一般財団法人 日本建築構造技術者協会一般財団法人 日本建築士事務所協会連合会

        一般財団法人 日本鋼構造協会一般財団法人 日本鉄鋼協会一般財団法人 日本溶接協会

受講料

無料

申込締切

2024年9月5日(木) 15:00

申込方法

こちらのフォームよりお申込みください。(別ウィンドウで開きます。)

ご記入いただいた個人情報は、「当セミナー参加申し込みへのご連絡」および「次回セミナーに関するお知らせ」の他、当セミナーの運営管理の目的(講師等関係者への配付、受付等)に利用させていただきます。

問合せ先

一般社団法人 日本鉄鋼連盟 業務部 市場開発グループ

   TEL:03−3669−4815  E-mail:sss@jisf.or.jp

開催案内

PDFファイル(別ウィンドウで開きます)

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