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第1回サステナブルスチールセミナーの開催について

鉄鋼業界のカーボンニュートラルに向けた取り組み

開催趣旨

 日本鉄鋼連盟では、地球温暖化防止、循環型社会の構築、自然との調和などに貢献する鋼材の優れた環境性能をご理解いただくため、建設に携わる方々を広く対象に、2011年度より毎年「グリーン・スチール・セミナー」を開催して参りました。

 今回、第11回の開催を迎えるにあたり、名称を「サステナブルスチールセミナー」と改め、鉄鋼業界におけるカーボンニュートラルへの取り組みとその必要性(持続可能性)、リサイクル特性を活かした鉄鋼製品のLCIの考え方やその算定手法の他素材への発展の可能性、さらに鉄鋼スラグ分野における低炭素化社会形成への取り組みについて講演いたします。

 ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。

講演内容・講師

1. -基調講演-  カーボンニュートラルスチールの実現に向けた取り組み
    日本鉄鋼連盟 カーボンニュートラルスチール推進タスクフォース 座長 礒原 豊司雄

日本鉄鋼連盟は我が国の2050年カーボンニュートラルという野心的な方針に賛同し、これに貢献するべく、日本の鉄鋼業としてカーボンニュートラルの実現に向けて、果敢に挑戦することを2021年2月に宣言している。

本公演においては、日本鉄鋼連盟がカーボンニュートラル実現に向けて進めるべき技術開発について、その内容と現状を紹介する。

2. −講演− リサイクル効果を反映した鉄鋼製品のLCIについて
    日本鉄鋼連盟 建設環境研究会 副委員長  平川 智久

鉄鋼各社は自社製品の製造における低炭素化の取り組みを既に開始している。その一方で、製造された鉄鋼製品は水平リサイクルが可能な素材の優等生であり鋼材はリサイクル可能な素材の優等生であり、その特性を活かした環境評価の手法も存在し既に規格化されている。ここではJIS Q20915 (ISO 20915)に基づきリサイクル効果を反映した鉄鋼製品のLCI 計算方法の考え方を解説するとともに、当該手法による製品の環境情報が定量的に示された環境ラベル−タイプV環境宣言(EPD)の事例を紹介する。

3. −講演− リサイクル効果を反映したLCI手法論 〜様々な素材への適用可能性〜
     東京大学先端科学技術研究センター 准教授 醍醐 市朗

リサイクル効果を反映した鉄鋼製品のLCI手法論は、既に規格化されている。しかしながら、鉄鋼材の高いリサイクル性から、同手法論をそのまま他の素材へ適用することは困難である。

本公演では、多様な素材へ適用可能な一般的なリサイクル効果を反映したLCI手法論の開発の現状を、様々な素材への適用例を交えて解説する。

4. −講演− 鉄鋼スラグを活用した低炭素化社会形成の取り組みについて
    日本鉄鋼連盟 鉄鋼スラグ委員会 委員長 北野 吉幸

年間生産量3500万t に及ぶ我が国の鉄鋼スラグが、建設資材の供給だけでなく低CO2素材である高炉セメント原料やブルーカーボン増進等の形で、低炭素社会形成に資する取り組みについて紹介する。

日時

2023年1月25日(水) 13:00〜16:25

開催方法会場

オンライン配信

主催

一般社団法人日本鉄鋼連盟

受講料

無料

申込締切

2023年1月23日(月)

申込方法

こちらのフォームよりお申込みください。(別ウィンドウで開きます)
ご記入いただいた個人情報は、「当セミナー参加申し込みへのご連絡」および「次回セミナーに関するお知らせ」の他、当セミナーの運営管理の目的(講師等関係者への配付、受付等)に利用させていただきます。

問合せ先

一般社団法人日本鉄鋼連盟 業務部 市場開発グループ

   TEL:03−3669−4815  E-mail:sss@jisf.or.jp

開催案内

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