ホーム > 業界の取り組み > 地球温暖化対策 > 鉄鋼業界の取り組み > 日中鉄鋼業環境保全省エネ先進技術交流会 > 第3回日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会の概要及び第2回日中省エネ・環境総合フォーラム鉄鋼分科会の概要について
日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会は、2007年9月28日、中国・北京において「第3回 日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」を開催しました。 同交流会は、05年7月、北京にて両国鉄鋼業経営トップ層の参加のもとに行われた「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」において交わされた覚書きに基づき実施された、両国鉄鋼メーカーの専門技術者により環境保全・省エネルギーの分野での双方のレベルアップを目的とした交流会で、昨年の大分にて開催された第2回に引き続き開催されました。 専門家交流会では、両国鉄鋼業の健全な発展を図るとともに、資源の有効利用や環境保全を進める観点から、両国の専門家による環境保全・省エネ対策関連技術に関する現況の紹介発表と同技術導入を考慮した、より具体的、専門的な討議が行われました。
●本専門家交流会の各講演に先立ち、日本側から環境・エネルギー政策委員会 瀧井副委員長、中国側から中国鋼鉄工業協会 羅氷生常務副会長兼秘書長による代表挨拶が行われました。
●講演は、日本側より、中国側の関心が強かった「石炭調湿技術・高効率CDQ」、「転炉ガス回収とその利用」、「大型高炉、転炉の集塵技術について」、「焼結排ガス処理について」の4テーマ報告が行われました。 また、中国側からは、「太鋼全工程クリーン生産技術」、「循環経済の発展「緑色の馬鋼」の創造」、「大型高炉ガス全乾式除塵技術」、「環境自動測定・監視・管理情報システムに関する構想」の4テーマ報告が行われました。 講演毎に行われた質疑応答では、中国専門家による具体的な効果等に関する質問等が多く寄せられ活発な意見交換が行われました。
●本専門家交流会の一環として実施された、唐山鋼鉄における施設見学会においても、高炉炉頂圧発電設備(TRT)、自家発電設備、集塵設備等について熱心な討議が行われました。
PDFをご覧いただくにあたってご使用のパソコンにAdobe Reader(Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。 Adobe Reader,Acrobat ReaderはAdobe社の登録商標です。
ページの先頭へ
第3回日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会の概要
日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会は、2007年9月28日、中国・北京において「第3回 日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」を開催しました。
同交流会は、05年7月、北京にて両国鉄鋼業経営トップ層の参加のもとに行われた「日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会」において交わされた覚書きに基づき実施された、両国鉄鋼メーカーの専門技術者により環境保全・省エネルギーの分野での双方のレベルアップを目的とした交流会で、昨年の大分にて開催された第2回に引き続き開催されました。
専門家交流会では、両国鉄鋼業の健全な発展を図るとともに、資源の有効利用や環境保全を進める観点から、両国の専門家による環境保全・省エネ対策関連技術に関する現況の紹介発表と同技術導入を考慮した、より具体的、専門的な討議が行われました。
新日本製鐵 青木執行役員
日本鉄鋼連盟 市川専務 他
計31名
〃 常務副秘書長 李世俊
〃 副秘書長 揚尊慶 他
計42名
●本専門家交流会の各講演に先立ち、日本側から環境・エネルギー政策委員会 瀧井副委員長、中国側から中国鋼鉄工業協会 羅氷生常務副会長兼秘書長による代表挨拶が行われました。
●講演は、日本側より、中国側の関心が強かった「石炭調湿技術・高効率CDQ」、「転炉ガス回収とその利用」、「大型高炉、転炉の集塵技術について」、「焼結排ガス処理について」の4テーマ報告が行われました。
また、中国側からは、「太鋼全工程クリーン生産技術」、「循環経済の発展「緑色の馬鋼」の創造」、「大型高炉ガス全乾式除塵技術」、「環境自動測定・監視・管理情報システムに関する構想」の4テーマ報告が行われました。
講演毎に行われた質疑応答では、中国専門家による具体的な効果等に関する質問等が多く寄せられ活発な意見交換が行われました。
●本専門家交流会の一環として実施された、唐山鋼鉄における施設見学会においても、高炉炉頂圧発電設備(TRT)、自家発電設備、集塵設備等について熱心な討議が行われました。
2006年5月に東京で行われた第1回フォーラムでは、環境及びエネルギ-問題に関して、両国の問題意識の共有化・課題解決のための今後の協力関係の必要性につき確認をが行われました。
今回は最近における日中両国のエネルギー協力に関わる緊密な対話を背景に、産官学の連携をより強固なものとし、リアルビジネスを推進するプラットフォームとして位置づけ、日中両国において、環境・エネルギー問題に対し、両国が協力して解決を目指すというメッセージを発信する場として開催されました。
鉄鋼分科会は、日本側から日本鉄鋼連盟 環境・エネルギー政策委員会 関澤委員長(新日鉄 副社長)はじめ34名、中国側からは、中国鋼鉄工業協会・常務副会長 羅 氷生 氏はじめ28名が参加し、積極的な情報交換が行われました。
なお、次回第3回フォーラムは2008年に日本にて開催予定です。
PDFをご覧いただくにあたってご使用のパソコンにAdobe Reader(Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
Adobe Reader,Acrobat ReaderはAdobe社の登録商標です。