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鉄鋼CO2排出量・原単位計算方法ISO規格化専門委員会の設置および規格提案の提出について

日本鉄鋼連盟では鉄鋼CO2排出量・原単位計算方法のISO規格化を目指すために、当連盟環境・エネルギー政策委員会のもとにエネルギーおよび標準化の専門家から成る、「鉄鋼CO2排出量・原単位計算方法ISO規格化専門委員会」を設置しました。

同委員会は、工藤委員長名(財団法人日本エネルギー経済研究所・地球環境ユニットユニット総括、グリーンエネルギー認証センター副センター長)で去る6月13日ISOのTC17(鋼)(Technical Committee:専門委員会)幹事に規格化の最初の手続きとなるNWIP(New Work Item Proposal:新規提案)を提出しました。

鉄鋼CO2排出量・原単位計算方法のISO規格化は、worldsteel(世界鉄鋼協会)で策定された温室効果ガス排出算定に関する計算方法論をISO規格として世界標準化することで、世界共通の方法論によりCO2の原単位を算出することを可能にするもので、鉄鋼業の目指すセクター別アプローチを推進するためにも有効な手段です。

なお、2013年以降の次期気候変動枠組に関する国際交渉を進めている経済産業省からも、以下の意向が示されております。

■ 公平で実現性のある温室効果ガスの削減を実現するためにはセクター別アプローチが有効である。同アプローチを次期の気候変動枠組に反映させるためには、セクター毎のCO2排出量・排出原単位の計算方法に関して国際的な合意を得  ることが重要であり、計算方法の国際規格化はそのための有効手段である。
■ 産業界の中でも計算方法について検討が進められている鉄鋼については、気候変動枠組条約の国連交渉スケジュールを勘案し、09年前半にISOでの検討プロセスに乗せ、早期の規格発行を目指すべきである。

ISO規格化に向けたスケジュール、NWIP詳細は以下をご覧下さい。

※ 本件に関する問合せ先
(社)日本鉄鋼連盟 技術・環境本部 地球環境グループ     Tel. (03)3669-4837   Fax. (03)3669-0228

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