ホーム > ニュースリリース > トピックス >「CANACERO-JISF エネルギー・環境保全ワークショップ」を開催

トピックス

「CANACERO-JISF エネルギー・環境保全ワークショップ」を開催

 当連盟では、これまでエコソリューション(省エネ技術等の移転・普及による地球規模での削減貢献)として、中国・インド・アセアンを中心としたアジア地域の鉄鋼業との省エネ・環境分野における協力を進めて参りましたが、このたび新たにメキシコ鉄鋼生産者協会(CANACERO)との省エネ・環境保全に関する協力を開始いたしました。

 協力活動の一環として、2017年2月13日にメキシコシティにて「CANACERO-JISF エネルギー・環境保全ワークショップ」が開催され、日本より藤本健一郎国際環境戦略委員会委員長(新日鐵住金環境部地球環境対策室長)他計11名、メキシコよりLorenzo Gonzalez Merla持続的発展委員会委員長、Salvador Quesada事務局長他40名超が参加いたしました。

 本ワークショップでは、当連盟より製鉄所におけるエネルギー消費量・CO2排出量の計算方法を定めた国際規格である「ISO14404」ならびに日本鉄鋼業が有する優れた省エネ・環境保全技術の紹介を行いました。メキシコ側参加者からは、ISO14404を用いて製鉄所のエネルギー管理を実行していく意向が示されるとともに、日本の省エネ・技術サプライヤーに対する技術的な質問が相次ぎました。

 在メキシコ日本国大使館清水公使からは日本政府が推進している二国間クレジット制度(JCM)につきご講演頂き、メキシコ側参加者からは、同制度を活用し日本の優れた省エネ・低炭素技術の導入を希望する声が多く聞かれました。

 当連盟はメキシコ鉄鋼生産者協会との協力を強化し、日本からメキシコへの省エネ・環境保全技術の移転を促進することにより、地球規模での温暖化対策に貢献してまいります。

 

 

本件に関するご連絡/お問合せ先:

一般社団法人日本鉄鋼連盟 総務本部 秘書・広報グループ
TEL:03-3669-4822  

ページの先頭へ