「たたら製鉄体験イベント」を開催

日本鉄鋼連盟は11月29日（日）に（財）日本科学技術振興財団と共催で、小学生（3〜6年生）親子38名を対象とした「たたら製鉄体験イベント」を、科学技術館（東京都千代田区）にて開催しました。
鉄連では、将来を担う世代を代表とした「ものづくり教育」を展開することにより鉄鋼業に対する親近感の醸成に努めており、本イベントもその一環として実施、参加した子供達に「ものづくり」の大切さを実感していただきました。
当日は天候にも恵まれ、参加した親子には、「NPO法人ものづくり教育たたら（理事長　永田和宏東京工業大学名誉教授/東京芸術大学教授）」の指導の下、レンガを積み重ねてつくる炉づくりからはじめ、砂鉄と木炭の投入、映画『もののけ姫』にも登場した「ふいご」（送風装置）による送風、そして真っ赤に焼けた「ケラだし」（鋼づくり）まで、日本古来の製鉄技術を体験していただきました。
参加した子供達は、昔の人の工夫と知恵である「たたら」をすすだらけになりながら一生懸命取り組んで、自分たちで作った鉄を目の当たりにして大変感銘を受けていました。
なお、参加親子には、これに先立ち11月14日の「製鉄所見学会（於：新日本製鉄?褐N津製鉄所）」及び11月28日の「事前学習会」にも参加いただきました。

　　

　　

　　

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