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亜鉛めっき鋼板JIS規格への「クロメートフリー処理」の追加について

亜鉛めっき鋼板等の耐白錆性(一次防錆)を向上させるために、クロム酸塩により防錆皮膜を形成させるクロメート処理を実施してきました。一方、EUを中心とした世界的な環境負荷物質削減要求が高まる中で、六価クロムを含まない処理(クロメートフリー処理)が鉄鋼各社で開発されてきました。

昨年、国土交通省から公共用建築工事仕様書(標準仕様書)に、クロメートフリーめっき鋼板を緊急にJISに規定できるか確認があったため、今回、JISにクロメートフリー処理を追加する改正をしました。めっき鋼板全体ではクロメートフリー化が進んでいますが、厳しい条件で使用され、性能上必要な分野もあるため、JISにはクロメート処理も残しました。

クロメートフリー処理はJISとして初めて規定されます。世界でも初めての公的規格化です。

規格案は平成18年12月に(社)日本鉄鋼連盟から経済産業省へ申出され、JISの発効は2007年6月又は7月頃の予定です。

めっき鋼板JIS 規格への「クロメートフリー処理」追加について(PDF)

本件に関するご連絡/お問合せ先:

(社)日本鉄鋼連盟 標準化センター事務局
TEL:03-3669-4826

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