参議院議員選挙結果について

2019年7月22日
一般社団法人日本鉄鋼連盟
会長　北野　嘉久

　

　 今回の参議院選の結果は、安倍内閣がこれまで推進してきた経済政策（アベノミクス）を始めとする諸政策を国民が一定の評価をし、今後の着実な政策の実行への国民の期待を反映したものと受け止めております。

 

　 政権与党には国民の負託に応え、Society5.0の実現へ向けた「経済財政運営と改革の基本方針２０１９」の迅速な実行や法人税改革を含む税・財政と社会保障の一体改革とともに、鉄鋼グローバルフォーラムの継続を含むルールに基づく自由で開かれた国際経済秩序の維持・強化、経済成長と両立する環境政策の実現など、従来から産業界が強く要望しているモノづくり産業の競争力を向上させる政策を実現していくことを強く期待します。

　 また、保護主義の高まりを始めとした地政学的なリスクが増大している国際情勢を踏まえ、引き続き、諸外国との適切な外交にも万全を期すよう期待します。

 

　 鉄鋼業界としても、当連盟の長期温暖化対策ビジョンに基づくゼロ・カーボンスチールの実現等を通して、日本経済のさらなる発展へ向けた自らの役割を果たして参ります。

 

　以上

　

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