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会長コメント

豪州における日本製熱処理厚板に対するアンチダンピング調査の最終決定について

2014年11月6日
一般社団法人日本鉄鋼連盟
会長 林田 英治

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豪州政府は11月5日、日本製熱処理厚板に対するアンチダンピング調査の結果、「損害あり」との最終決定を下しました。

日本鉄鋼業界は、同政府が実施したアンチダンピング調査への対応を通じ、日本製熱処理厚板が豪州国内産業に損害を及ぼしていないことを主張してきました。

にもかかわらず、豪州政府がこれらの主張を退け、日本からの輸入製品による豪州国内産業への損害を認定し、アンチダンピング措置発動を決定したことは、不当かつ極めて遺憾です。

日本鉄鋼業界としては、決定の詳細を精査し、日本政府とも協議のうえ、今後の対応を検討する所存です。
以上

                                

本件に関するご連絡/お問合せ先:
一般社団法人 日本鉄鋼連盟 総務本部 広報グループ TEL:03-3669-4822

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