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会長コメント

安倍総理大臣のTPP交渉参加表明について

2013年3月15日
一般社団法人日本鉄鋼連盟
会長 友野  宏

 

 日本鉄鋼業界は、貿易・投資の一層の自由化が世界経済の成長に不可欠との認識のもと、日本政府による各国とのEPA締結を一貫して支持してきた。なかでも、高水準の自由化を目指すTPPへの参加は、わが国経済の競争力強化はもとより、国内における投資促進、雇用の維持・拡大を実現する上で極めて大きな意味を持つものとして、予てより交渉への早期参加を要望してきたところである。今般、安倍総理大臣がTPP交渉への参加表明を行ったことに対し、業界として大いに歓迎するとともに、総理のご決断に深く敬意を表したい。

 TPPに対しては、関税撤廃や引下げに加え、国際貿易・投資ルール整備の進展にも期待が大きい。日本政府にあっては、各国間の複雑な利害調整を伴うとみられる今後の交渉において、総理のリーダーシップのもと、わが国の国益確保の観点から確固たる意思を持って臨んでいただくことを強く期待する。


以 上

本件に関するご連絡/お問合せ先:
一般社団法人 日本鉄鋼連盟 総務本部 広報グループ TEL:03-3669-4822

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