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会長コメント

衆議院議員選挙結果について

2009年8月31日
(社)日本鉄鋼連盟
会長 宗岡 正二

 今回の総選挙の結果は、国民が我が国の政治に新しい風を求めたことを反映したものと理解している。
新政権におかれては、持続的成長に資する経済対策を強力に進めるのは勿論のこと、国の将来の姿を形作る、社会保障、子育て・教育、産業振興、科学技術、環境、外交・防衛等の重要政策について、国民的な議論を尽くしたうえで実現することを望みたい。
 また、経済社会のグローバル化が一段と進む今日、我が国の国益を支えている製造業の活性化や国際競争力の向上に資する税制、通商政策等の円滑な推進をお願いしたい。
特に地球温暖化問題は、各国が参加して一丸となって取組むことが大前提であり、日本としては世界最高の環境技術力を軸に国際的なリーダーシップを発揮することに注力すべきである。仮に日本のみが高い目標を掲げても、地球全体にとっての解決に繋がらず、一方で、国内の雇用や国民生活に著しい影響を及ぼすことから、国際的な公平性、国民負担レベルの妥当性、実現可能性に関して、国民や産業界の理解と納得を十分得たうえで、国際交渉に臨まれることを切望したい。

以上

本件に関するご連絡/お問合せ先:

(社)日本鉄鋼連盟 総務本部 広報グループ
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