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会長コメント

米国における表面処理鋼板に対するアンチダンピング措置の廃止決定について

2006年12月15日
(社)日本鉄鋼連盟
会長 馬田 一

(英文版はこちら)

米国国際貿易委員会(ITC)は、12月14日、日本から米国へ輸入される表面処理鋼板に対するアンチダンピング措置のサンセット見直し調査を行った結果、同措置を廃止する旨の決定を下しました。

今回の決定は、米国国際貿易委員会(ITC)が自国の鉄鋼需給動向を適切に分析し、また、日本からの表面処理鋼板の輸出は米国産業に損害を与えていないという、日本鉄鋼業界がこれまで行ってきた主張が認められたものです。米国鉄鋼需要産業の意見も考慮した今回の判断を歓迎するとともに、公正な判断を下されたITC委員に心から敬意を表します。また、公聴会にて証言を頂いた米国自動車業界をはじめ、ご支援を頂いた皆様に厚く御礼を申し上げます。

日本鉄鋼業界としては、また 今後の案件に対しても同様の姿勢が維持され、米国鉄鋼市場における自由貿易主義が確保されることを強く希望しております。

以上

本件に関するご連絡/お問合せ先:

(社)日本鉄鋼連盟 総務本部秘書・広報グループ
TEL:03-3669-4822  FAX:03-3664-1457

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