力を加えて変形させても、一定の温度を与えると元の形にもどる性質をもった合金のことをいいます。このふしぎな回復力をもった合金は、メガネのフレームや下着のワイヤー、医療の分野などで多く使われていますが、その利用範囲はどんどんひろがっています。おもにニッケルとチタンの合金ですが、鉄を使った形状記憶合金も開発されています。