強くて軽い高張力鋼板(こうちょうりょくこうはん)を使うことによって、自動車の重さは約8%軽くなり、その分、少ないガソリンで走れるようになっています。船や電車などでも同じように、高張力鋼板が省エネに役立っています。また、電気をつくるためのボイラーでは高温・高圧にたえ発電効率を高める鉄が、変圧器(へんあつき)ではエネルギー効率を高める鉄が省エネに役立っています。