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学校施設のリニューアル研究

−既存RC造校舎・体育館など学校施設のリニューアルマニュアル試案の作成

建設年次による耐震強度の差、老朽化による耐力度の低下、約85%の施設が「新しい教育」に未対応といった現状を踏まえ、耐震・耐力のためのリニューアルと同時に「新しい教育」を実施するための質的整備の実施を目的としたリニューアルマニュアル試案を作成しました。

リニューアルマニュアル試案の構成

調査に携わる学校施設担当者または委託を受けた設計事務所を対象
前編:学校施設の目標設定と現況の調査
・幅広い学校施設のリニューアルの目標を設定
・学校施設を十二分に調査する内容を提示

計画・設計・施工に携わる学校施設担当者または設計事務所・建設業者を対象
後編:学校施設リニューアル計画に取り組む主な課題と計画
・安全上要求される耐震・耐力の観点から各部のリニューアル要請を求め、これを改善しながら同時に全体にわたる学校施設の「質的整備」を可能なかぎり実現するというプロセスで検討すべき事項を提示

リニューアルのポイント

学校建築計画の基礎、基本にかかわる整備

  1. 校門とアプローチ、昇降口との関係改善
  2. 運動場・体育館への生徒の動線の明確化
  3. 自動車の出入りと人の出入りの分離
  4. 学級教室のグループ配置
  5. 特別教室の集約配置

新しい教育への対応を図る整備

  1. 共通学習教室の整備
  2. 一体空間の整備
  3. バリアフリー計画
  4. 地域に開かれた計画
  5. エコスクール計画

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