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S造とRC造の比較

既存RC造校舎のS造による試設計(地上4階、地下1階)
(※既存の平面、立面プランおよび寸法は不変とし、構造のみS造に置換)
鋼構造は対比重強度が高いため、RC造と比較して部材断面を小さくでき、スパン(柱間隔)をとばした大空間を実現することができます。
下の図表からも分かるように、S造の柱・梁の断面はいずれもRC造より小さくなります。
また、柱本数も少なくなり、最大スパンも大きく取ることができます。(ただし、仕上げを含めた寸法を考える場合には、S造断面には耐火被覆厚が加算されます。)

試設計例

柱配置

図:柱配置

部材断面

項目 RC造 S造
柱断面 最小 □−750×750
最大 □−800×1000
最小 □−400×400×12
最大 □−400×400×22
(鋼種:BCR295)
梁断面 最大 1000×600 最大 H−700×300×12×22
(鋼種:SN490B)
柱本数 55本 46本
最大スパン 8m 12m

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