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鉄鋼業界の取り組み 日中更迭業環境保全省エネ先進技術交流会

第7回日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会について

日本鉄鋼連盟は、中国鋼鉄工業協会(CISA)との共催で第7回日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術専門家交流会」を中国・北京で開催、日中両国から関係者100名以上の参加を得ました。

丹村団長挨拶                      朱継民常務副会長挨拶
   
専門家交流会の様子

日程
2015年10月15日(木)〜16日(金)
開催地
北京華僑大厦(北京市)、首都鋼鉄首鋼京唐鋼鉄廠(河北省唐山市曹妃甸区)
参加者
≪日本側≫
丹村 洋一 日本鉄鋼連盟 環境・エネルギー政策委員会委員長(JFEスチール?椛纒\取締役副社長)
坂元 耕三 経済産業省  製造産業局鉄鋼課製鉄企画室長
西浦 新 新日鐵住金?梶@常務執行役員中国総代表 
酒匂 宗二 日本鉄鋼連盟 常務理事 
他 計31名

≪中国側≫
朱 継民 中国鋼鉄工業協会(CISA) 常務副会長(元・首都鋼鉄董事長)
高 列  本鋼集団有限公司 副総経理 
周 応其 湖南華菱鋼鉄集団有限公司 副総経理 
段 殿勇 湖北新治鋼有限公司 副総経理
他 計78名
会合の概要  スケジュール詳細PDF

○日本側の講演
環境政策と国際協力の概要や大気環境基準と排出規制に係る動向、水俣条約に関する動向と対応、COURSE50の開発状況を説明。

○中国側の講演
省エネ事例として排熱利用海水淡水化やスラグ水顕熱回収、超高圧ガスボイラー発電について、環境保全事例としてコークス炉廃水処理、大気汚染物質排出規制の現状、鉄鋼スラグロール破砕について説明。

交流会の総括

・本交流会では、日中の専門家から環境保全・省エネルギーに関するテーマで講演、双方の参加者との質疑応答がありました。

・終了後、日本側参加者からは4年間のブランクにも拘わらず、今回、日中双方の専門家が集まり交流会を開催できたことは大変有意義であったこと、中国側の技術開発の進展は目を見張るものがあり今後も期待できること、環境・省エネの分野で本交流会のような定期的な意見交換を通じて日中が目標を共有し、協力の成果を挙げることを期待する、などの声が寄せられました。

・また、中国側からは、本交流会での具体的な議論に対する期待が高く、開催前にプレゼン希望を募ったところ、100を超える応募があったことの紹介がありました。更に、本交流会の継続が重要であるとの表明があり、朱継民副会長からは共同開発・研究を行うことができればいいとの発言がありました。

両国出席者

製鉄所見学会
10月16日(金)の最終日は、最新鋭技術を有する首都鋼鉄首鋼京唐鋼鉄廠(河北省唐山市曹妃甸区)の見学会が行われました。

 場   所:河北省唐山市曹妃甸区
 敷地面積:30km2
 工場設備:焼結炉×2、コークス炉×4、高炉(5,000m3)×2、転炉×5、熱延ライン×2、 冷延ライン×2

工場見学 (熱延ライン/写真左・海水淡水化技術/写真右) の様子

本件に関するご連絡/お問合せ先:
一般社団法人日本鉄鋼連盟 総務本部 秘書・広報グループ
TEL : 03-3669-4822   FAX : 03-3664-1457

技術・環境本部 地球環境グループ
TEL : 03-3669-4837   FAX : 03-3669-0228

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